荒川岳志 マスコミに取材される方法

高校まで北海道登別市で暮らす。大学4年まで東京都中央卸売市場で働く。その後、休学してブラジルのサンパウロ市で研修留学。帰国後、北海道新聞社に記者職で入社。テレビ北海道にデスクとして出向。21年余りのマスコミ生活を辞め独立。

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心の核、センターピンを意識して

今年はどんな年でしたか?私は「心の核」を意識して進んだ年でした。自分が何をしたいのか。自分はどういう人間なのか。それは決して他人が決めることではありません。当たり前ですね。心の核を大切にして朝から晩までやり続けて一日を終える。それだけです。私が大好きな人の一人が高野登さん。元リッツ・カールトン日本支社長で、人とホスピタリティ研究所の所長さんです。高野さんがよく使う言葉が「心のセンターピン」で、私が使う「心の核」と似ていると感じました。自分が何を目指しているのか。常に意識して生きる大切さを高野さんも勧めています。心の核から逸れて生きると、何かとの比較や競争から誰かを批判して優位性を保つようになり、相対評価の世界になると、私は考えていました。高野さんから「心のセンターピン」を聞いた時、すっと心に沁みたのです。心の核を意識した生き方は「絶対評価」です。誰かに左右されず、誰かを羨むことなく、「最高の自分」に憧れて進む生き方。「最高の自分」が心の核だと思います。人はよく、こんな言葉を発します。「来年は勝負の年です」「来年は〇に勝ちます」本当は自分が立てた志や誓い、生き方ができているかが先なのに。人と競う人をたくさん見ました。人を羨む人をたくさん見ました。最初は心の核を意識したのかもしれません。それがいつのまにか相対評価にすり替わり、誰かと競い合うことに躍起になってしまう。なぜすり替わるのか…考えたのですが、「承認欲求」から抜け出せないのかもしれません。人に認めてもらうことが目標ではなく、自分の心の核を貫くと誓いを立て、真っ直ぐ進む自分を誇る生き方です。私の師である鍵山秀三郎氏はこう話しています。「人を判断する時は相手が言ったことではなく、やったことを見る」と。行動にすべてが表れるとも話されていました。とても重たい言葉です。私は人に優しくしている時の私が好きです。目の前の事実に私なりの責任を取り続ける私が好きです。それが私の心の核。私のセンターピン。こうして1年が過ぎようとしています。心のセンターピンを見ましょう。あなたの心の核の核を。そこから少し逸れたら「ああ、逸れている自分がいる」と認め、また心の軸に戻って進むだけの話です。この生き方は実にシンプル。本来の自分である「心の核」は自分らしさ。あなたが実践すると「あなたらしさ」。実に分かりやすい、明確な生き方です。競争ばかりしていた元新聞記者が言うのは変ですか?競争ばかりしていたから見えたのかもしれません。あなたに良い年が訪れますように。そう願っています。元新聞記者、テレビ局デスクメディアコンサルタント・荒川岳志