キャッチコピーは大切です
プレスリリースの見出しはキャッチコピーではありません。
事実を端的に、ニュース性をきちんと示す言葉です。
でも…幼いころはテレビのCMが大好きで、
キャッチコピーに「ほう、すごい」などと感心していました。
ドラマのタイトルなどもそうです。
そのものじゃないのだけど、全体を深く言い表している。
本の中の表現もそうです。
開高健さんの本「オーパ」を読んでいたら
「泥のように眠る」という表現がありました。
ぐったりして、四肢がまったく動かない。体ごと沈み込んでいく。
そんな感じがぴったりの言葉。
それから…ドラマのタイトルだった「藍より青く」。
藍をどこまでも際立たせた短い言葉で衝撃を受けました。
先に挙げた2つの表現に共通するのは
あり得ない言葉の組み合わせが絶妙の表現になっていること。
私は決して美文は書けませんが、こういうのに感動してしまうのです。
メディアコンサルタント 荒川岳志
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