マスコミ取材される人になる意識を
あなたの未来のためにこの記事を書きます。
私は常に「取材される人になりましょう」と話します。
取材?そんなことは必要ないよ。
そう答える人がいるでしょう。
いま、順調な人です。
よく考えてほしいのです。
独りよがりにならないで。冷静に。
あなたはこれから何をしたいですか?
あなたの目標は何ですか?
その目標に向けて、本当にメディアの力は要りませんか?
この記事を読んだあなたが
私に関わる誰かが
もっと「長所」を使って人に貢献出来たら…。
それほど嬉しいことはないでしょう。
だから、この記事を書いています。
さあ、もう一度、冷静になって考えてください。
あなたは本当に「メディア抜き」で夢を実現できますか?
あるいは、あなたがメディア取材と無縁で人生を終えるでしょうか?
少し古い話で恐縮ですが、今年の年頭に感じた話を書きます。
私は仕事柄、新聞の「元日号」を読みます。
手に入るすべての新聞を。
今年のキーワードが分かりました。
「つながる」です。
あなたが誰かとつながるという単純な意味ではありません。
時代がいま、「つながり」を求めているという意味です。
地域間のつながり。
世代間のつながり。
産学の連携も含まれます。
とにかく「つながる」こと。
それが時代の求め。
なぜ、そんなことが新聞の元日号から分かったのか。
危機感です。
つながっていない社会への危機感を紙面化していました。
あるいは、つながらない社会への恐れと言うかもしれません。
人工知能の台頭、職が無くなる恐怖、人口減少で変わる世界…。
日本は高度成長を続ける中で、個々を重んじる社会になりました。
強い者が勝つ社会に魅力を感じました。
お金を持つ者が勝つ社会です。
でも、今年から変わったのです。
何が大切なのか、メディアも気付き始めました。
つながる社会
そこに軸足を持って行かなければ、と。
落ち着いた社会と言い換えることもできます。
私が、私が…と声高に言う時代は終焉を迎えます。
相手を思って行動する。
裏表なく接する。
地道に努力する。
優しさを大切にする。
そういう人がたぶん、これからもっと評価されるでしょう。
そして…メディア取材との関係ですが、
あなたがそういう心であった時に、
適切に効果的に「記者に知らせる」ことで、
あなたの心に共感する記者が現れ、
あなたが目指す社会と心を同じくして、
あなたをより多くの人に知らせて、
社会を導く記事にしたいと思うのです。
マスコミはいま、社会が欲しいと思う情報を出しています。
こういう社会であってほしいと思うことを、
スポンサーの有無に関わらず書くのが新聞です。
その新聞を他のマスコミが情報源にしているのが日本。
個人のSNS発信は確かに有効ですが、
有名人のほぼ100%がマスコミと無縁ではありません。
あなたが、あなたの目指す社会を実現するために。
あなたが、あなたらしく生きるためにも、
マスコミ取材を常に意識して行動してください。
元新聞記者、テレビ局デスク
メディアコンサルタント・荒川岳志
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